自然菌だけでは処理しきれない問題を解決
廃水処理を短期間で自由にコントロールし処理効率を改善・経済性を向上
廃水処理の主役である微生物を上手に利用することが、さらに処理効率を大きく改善させる要因です
SAPOBAC
サポバックーL (液体)について
サポバックLは米国南西部やメキシコの砂漠地帯に産生するユッカシデゲラ(ユリ科)の搾汁液(主成分サーサポニン)で天然の消臭剤です。
サーサポニンの投与によって表面張力は微生物活性に最適となり、栄養素と代謝終末産物との交換が細胞表面で活発に行われます。
サーサポニンを加水分解すると、グルコース、ガラクトースなどの糖質とサーサポゲニン、スミラゲニン、ジトゲニン、サモゲニンなどの非糖質が得られます。糖質はバクテリアの栄養源となり、サーサポゲニンなどの非糖質は代謝機能を促進すると言われています。
特長
1 バクテリアを活性化し増殖を早め、有機物の分解除去を促進し悪臭を除去します。
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2 悪臭ガスを溶解し閉じ込めます。
不適切な負荷より生ずるトラブルを解消します。
- BOD、CODの減少
- 汚泥沈降性の改善
- 悪臭の抑制
- 透視度の改善
3 酸素の移動効率を高め、嫌気性分解を抑制し、硫化水素、メチルメルカプタン、アンモニアなどの嫌気性ガスの発生を止めます。(好気性分解を促進します。)
4 浄化槽の機能が向上します。
5 汚泥消化を促進し、余剰汚泥量が減少します。
6 生分解性が良く、無公害、安全な商品です
性状
1)形状 茶褐色液体
2)比重 1.0
3)有効期間 1年
成分
ユッカシデゲラ搾汁液 (サーサポニン)
使用方法及び使用量
(直接曝気槽へ投入して下さい)
場所 | 使用量 (流入水量に対して) |
回数 | 水での希釈率 |
溜槽 | 1-10g/m3 | 1回/日 | 10~50倍 |
池 | 0.5-5g/m3 | 1回/日 | 10~50倍 |
コンポスト | 5-10g/m3 | 1回/週 | 50~100倍 |
飼育場、排水路 (ジョウロやスプレーで散布) |
2-5g/m2 | 1回/週 | 50~100倍 |
浄化槽 | 1-10g/m3 | 1回/日 | 150~200倍 |
梱包形態
20kg (キュービックテナー)